皆様こんにちは。ご覧くださいましてありがとうございます^^
お初にお目にかかります、まずは簡単に自己紹介をさせてください。
地方で兼業大家を営む、大家のカズキと申します。
僕は、社畜サラリーマンとして日々忙しく働く傍ら、2012年に中古のアパートを購入し、大家業を始めました。ちょうど40歳になったときです。
大家業をはじめたきっかけは、とてもありふれていますが「サラリー以外のキャッシュポイント(収入源)を確保したい!」という考えに始まり、
「当時の自分として一体どんなことならできるのか?」を試行錯誤して導き出した答えからでした。
ここからは、初購入物件であるアパート1号をベースに、大家業スタートの経緯や苦労、成果などをつづっていきたいと思います。
物件所在地域は日本でも指折りの空家・空室率を誇る(?)山梨県です。
購入当時は不安を抱えつつも、購入後の空き家対策を施した後はほぼずっと満室で経営を続けることが出来ております。
また、平成30年末に中古戸建住宅を1棟購入しましたので、こちらについても購入時のお話から物件概要、リフォーム内容や賃貸への経過などをお知らせしていきたいと考えております。
どうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、僕が2012年に購入した「アパート1号・軽鉄」のお話を書かせていただきたいと思います。
まず、このアパート1号のスペックは——-
所在地 山梨県甲斐市
売価格 1,080万円
構造等 軽量鉄骨造2階建て
総戸数 4戸
間取り 2DK
床面積 約40㎡(戸あたり)
敷 地 約210㎡
駐車場 7台分
築年数 20年(購入時)
といったものになります。建築年度が平成の初めころに多数見られる、ハウスメーカーの共同住宅になります。
物件検索などをされた方の中には、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。よく、「パナハイツ○○○○」なんてお名前で見かけるアレです。
発見の経緯は何も特別なことはなく、日課のようにみていました収益物件情報が載っているポータルサイト「アットホーム」で掲載されていたものを見つけました。
すぐに仲介業者さんに問い合わせをし、物件情報をメールでいただくとともに、内見予定を設定。この辺りは、我ながら素早く行動できたな…と思います。
仲介業者さんとお会いするにあたり、急いで「本業の名刺」「源泉徴収票」「案内してくださる仲介業者さんにお渡しするお茶(笑)」を用意し、待ち合わせ場所である物件現地へ向かいました。
内見当時は、1.2階とも1戸ずつ空きがありました。入居率50%の築古物件…(;・∀・)
しかし、外観こそ色褪せてチョーキング現象が出ていたり、1階住人の私物がドサドサと置かれており、いただけない印象であるものの… 空き室をみてみると、外観のネガティブなイメージとは異なりまぁまぁな印象。さすが大手メーカーの建物、キッチンなども公団型のものより若干見栄えが良いです。
まあ、あくまでも若干ですが…(笑)
ちなみに当時の募集家賃は1階 47,000円 2階 48,000円 とのこと。 おおむね平均的なお家賃かと思われました。メンテナンスが、しっかりしていれば、ですけどね。
売価格と家賃、土地値、所在場所の賃貸需要などを頭の中ではじいてみる… までもなく、コレはいける!と思い、購入したい意思をお伝えしました。
しかしここで、仲介業者さん曰く、
「実は、購入の意思表示を受けるのカズキさんで2件目なんですよ(^ω^)ニコニコ」とのこと。
えー!Σ( ̄□ ̄|||)
マジですか… じゃあ売れちゃうよな…
ちょっとあきらめモードになった瞬間に、仲介業者さんの言葉が続きます。
「でもね、先のお客さんは携帯番号とお名前以外の自分のこと、何にも教えてくれないのよ。 それに比べてカズキさんはお勤め先も、年収までも初対面のわたしに教えてくれてる。お茶もね(笑)。 だからね、カズキさんとお取引をしたいと思っているので、もし本気で購入意思があるのなら、一晩考えてもらっていいので、明日連絡くださいな。 それで問題なければ、買付申込書を書いてもらいたいと思うので、よろしくね。(^ω^)ニコニコ」
と、言っていただけました!\(^_^)/やったぜ!
仲介業者さんとお別れし、帰宅しました。 一晩考えて… と言っていただきましたが、もう買う気はマンマン。 ネットで拾った「買付申込書」のひな形なんかも用意して、翌日朝一で仲介業者さんに連絡、購入させていただきたい旨をお伝えしました。
そんな感じに前のめり気味に仲介業者さん事務所を訪問し、一通りの世間話のあと、無事買付を入れました。
(つづきます)